• 皆さんこんにちは。リノベーションが得意な中古住宅専門の不動産会社、株式会社しあわせな家代表取締役の山田篤です。

    「ものづくり補助金」正式名称は「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」中小企業などが実施する試作品の開発や設備投資などを支援する補助金で、中小企業の競争力強化を支援し、経済活性化の実現を目指すもの。経済産業省が行っています。「革新的」という言葉からはじまっているせいか、何ともハードルが高そうな感じですが、この補助金をいただけるか?チャレンジしてみました!

    まず、この補助金を使って弊社が何をしたいと思ったのか?

    一般的な世の中の枠組みで言うと、弊社は不動産会社であり、リフォーム会社でもあります。2つのビジネスを1社で行っていることになります。というのは、物件購入は不動産会社と、その先のリフォームはリフォーム会社と行うのがこれまでの「常識」でしたが「ちょっと待てよ!これって変じゃない???」中古住宅を購入する人のほとんどは何らかのリフォームをするわけで、これを別々に依頼するのはお客様目線でみると非効率で不親切。実際、対面キッチンにしたいと思って購入した物件が、購入後にそれができないことがわかる悲しい出来事がたくさん起きているし。。。中古住宅を取り扱う不動産会社は、リフォームまで=お客様のご要望を叶えるところまで責任を持つべきだ!という考えです。世間ではこれを「ワンストップビジネス」と言います。

    弊社は2008年からこのビジネスを行っているのでかなり早い方ですが、最近では大手も同じことをやっており、ライバルたくさんという感じでお客様にとってはイイ流れだと思います。弊社は、というか私の性格なんですが、無理な規模拡大はせず、じっくり腰を据えて仕事の質を高めてきました。リノベーションを行うことでの見た目の華やかさをもっともっと前面に出すことで、たくさんの見込み客を集めることができたかもしれませんが、そういうやり方はせず、仕事の質で勝負をしてきました。(これが難しい・・・)

    このビジネスの理想形は、一人の担当者が物件購入からリフォームまでの全てを行うことです。言い換えると、担当者が不動産会社のスキルとリフォーム会社のスキルの両方を持ち合わせていると最強ということです。しかし、現実的にこういう人材は世の中にほとんど存在しません。

    不動産会社では、ほとんどの社員が宅地建物取引士の資格を取りますが、この資格の主眼は「いかにトラブルなく不動産取引を成立させるか」であり、資格名に「建物」と入っていますが、残念ながら建物の知識、さらに言うとリフォームの知識は全くと言っていいほど身に付きません。業務の中でも、よっぽど個人的に興味がない限りはリフォームのスキルが身に付くことはないでしょう。

    一方、リフォーム会社では、多くの人が建築士やインテリアコーディネーターの資格を取得し、非常に勉強熱心な人が多いと思います。しかし、不動産取引に欠かせない「お金の話」のスキルを持っている人は驚くほど少ないのが現状です。リフォーム会社では、ローンを使う人は圧倒的に少なく、ましてや税金の話に触れる機会などほとんどありません。また、不動産業界と決定的に違うのが「時間軸」です。リフォームでは、時間を掛けることは良いプランができて良いことと考えることができますが、不動産業界、特に中古住宅の世界では、同じ物件は2つありませんので、時間を掛けると買い逃してしまうかもしれません。だからと言って、急がせてしまっては不動産業界の悪しき慣習と思われてしまいかねないので、急ぎながらもやるべきことをきちんとやる「繊細な時間軸」を持って仕事をしなければなりません。「これらに慣れるのは本当に大変だ」と弊社に居るリフォーム出身の不動産担当が言っていましたが、その通りだと思います。

    そこで、弊社では現実的な選択肢として、一人の担当者が物件購入からリフォームまでを行うことはせず、不動産担当とリフォーム担当は別々だが「スムーズに情報を共有すること」で理想に近づけるようにしています。

    弊社のスタイルは、不動産担当はお客様のパートナーとなってじっくり物件選びをします。仮に1回3物件、6回の内覧で運命の物件に出会ったとします。3物件内覧するのに約4時間、それが6回なんで約24時間お客様と一緒に居ることになります。物件内覧時のお客様のリアクションから、移動の車の中での雑談まで、不動産担当はリフォームの提案に役立つ非常に多くの情報を得ることになります。リフォームだけを担当する会社では絶対に得ることができない情報の質と量だと思います。弊社の不動産担当は内覧した物件毎に「チェックシート」を付けており、その中に様々なコメントを残します。そうすることで、お客様だけでなく、リフォーム担当ともスムーズに情報を共有することができ、リフォームを他社に依頼するより、はるかに高いお客様満足になっていると自負しています。

    スミマセン、長くなりましたがここまで前置きで、ここからが本題です。

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