洗濯機を置く場所?そりゃ洗面所でしょ。
そうですね。たしかに日本の戸建ての場合、大抵洗面所の中にありますね。
一般的に延べ床面積30坪前後の戸建てであれば、洗面所の広さは概ね2帖があてがわれています。
半分を脱衣スペースとして、残りの半分が幅75センチの洗面化粧台と洗濯機といった具合です。
現在工事中のN様邸はその典型的なレイアウトでした。
お風呂の後の着替えは?パジャマを取りにイチイチ二階まで行かないといけない。。。
洗濯物を干すのは庭ではなく2階のバルコニー。濡れて重くなった洗濯物をもって上がるのは結構しんどい。。。
子ども二人の脱衣をさせるには畳1枚分のスペースでは窮屈・・・
私の実家もそうでしたので、洗濯機=洗面所にあるものというのは日本人にだいぶ刷り込まれていると思いますが、間取りや生活スタイルによっては決してベストではない事がお分かり頂けると思います。
N様邸の場合、ラッキーな事に2階廊下に洗面台がもう一台ありました。ここを洗濯機スペースにする事に!
なぜラッキーか?排水もお水もすでに来ています。大がかりな工事を行うことなく少し位置を変えてあげるだけで実現出来ちゃうからです。
(せっかくお湯が来ているので活かすことにしました)
そして洗面所は
洗濯機のあった位置に置き家具でタオルや下着を入れられるようにする予定です!
1階に洗濯機が有るのにバルコニーが3階、という何とも悩ましい3階建てにも有効な方法です。
間取り図だけ見て「これじゃだめだね」と除外してしまうのはもったいないですね!