土地を購入して、建物を建築するパターン。

土地

登記費用

これもとても大雑把に書きます。 この費用の内訳は、司法書士手数料+登録免許税。この登録免許税は「不動産の価額」に税率を掛けて算出します。「不動産の価額」とは固定資産税評価額のことで、これはいわゆる時価の概ね70%くらいに設定されています。つまり、3000万円の土地を購入する場合は、概ね2100万円位になり、そこに税率10/1000を掛けるので、約21万円になります。これに司法書士手数料を足して、概ね30万円弱というところです。

印紙代

1.5万円(5000万円超えは4.5万円)

固定資産税・都市計画税清算

法律上はこれをする必要は無いのですが、慣習になっています。関東では1月1日を起算日として、その年の税額を売主と買主の所有日数に応じて負担するというもの。 ちょうど7月1日に買主に所有権が移転したとすると、年税額の半分を買主が売主に支払うということ。関西では4月1日を起算日としていますので、計算がややこしくなります。繰り返しになりますが、法律上はこれをする必要は無いので、地域によって違ってもおかしくないのです。で、いくら位になるのかは、物件によって全然違いますので、担当の人に聞いて下さい。。。それではイヤだという人のために、超大雑把に乱暴に書くと、10万円位みておけば・・・。

仲介手数料

物件金額×3%+6万円に消費税(400万円超えの物件)これが上限。売主から直接購入するとかからなかったり、最近ではこれを割引する会社も増えています。これから益々、購入者にとって選択肢が増えていくことになると思います。

住宅ローン諸費用

住宅ローンを利用して土地建物を購入する場合にかかります。基本的には前回の「建物のみ」のケースとほとんど同じです。土地分の融資を受ける場合、建物が完成する前にお金を借りるわけですから、登録免許税の減額はありません。(4分の1にならない)つまり、借入はできるだけ建物の方でして、土地の方にはできるだけ自己資金を入れた方が少し得になります。建物が完成するまでの間、土地分のローンが始まってしまうので(返済を据え置いて、金利だけ負担するという選択肢もあり)、土地の所有権移転後できるだけ早く建物を着工するのがベターです。

不動産取得税

これも建物同様軽減があり、普通の土地を購入し、3年以内に建物を建築すればかかりません。普通の土地とは、計算式がとても複雑なのでここでは省略しますが、60坪以下くらいの土地であればほとんどの場合かかりません。細かい要件が様々ありますので、ご注意を。

固定資産税・都市計画税

これが最も高いのは更地状態の時。建物が建つと約6分の1に下がります。(一定の要件あり)たとえば10月に土地を購入し、すぐに建物を建て始め、3月に完成するとします。この税金の計算の基準となる日は1月1日。この場合、1月1日は工事中です。そうなると、4月に送られてくる納税通知書は、土地は更地評価で高い税金が課されますが、建物には税金がかからないということになります。その翌年からは、土地の税額が約6 分の1になり、建物の税金が課されることになります。じゃあ、9月に土地を購入して、年内に建物を完成させた場合とどっちが得なのか?と知りたくなりますが、よっぽど高額な土地を購入した場合を除き、損得はつけづらいのであまり気にしなくて良いと思います。 ちなみに市町村の税収の半分くらいがこの税金です。しっかりと納めましょう!

住宅ローン減税

 出ていくお金の話ばかりをしましたが、戻ってくるお金の話を少しします。 「住宅ローン減税」です。 この要件はきちんと確認が必要ですが、建物に借入がなければ受けられませんので、くれぐれも土地から購入する方はご注意ください。

建物

新築戸建購入編(建物のみ)をご参照ください。