徒然草第五十五段 吉田兼好

「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり。」

電気の使い方が見直されることになるこれからの時代、日本の住まいは“基本に戻る”ことが重要ではないでしょうか。

4つの要因

① 気温、② 輻射熱、③ 湿度、④ 気流 
  

 ① 気温

空気の温度のこと。暑さを測る基本的な指標。残念ながら天気をコントロールすることはできない。

⇒ 気温だけで人間は快、不快を感じているわけではない。

 

② 輻射熱

モノから発散される熱のこと。直射日光によって住まい周辺の様々なモノは熱せられそこから熱が発せられる。

⇒ 窓に適度な奥行の庇があると効果的。
  サッシがペアガラスだと効果的。
      庭やバルコニーに背の高いグリーンを置くと効果的。マンションの場合、スロップシンクがあると便利。
      庭やバルコニーになるべくモノを置かない。

     


③ 湿度

大気中に含まれる水蒸気の量や割合のこと。湿度が高いほど暑く感じる。

⇒ 無垢の床材、湿度をコントロールしてくれる壁材(漆喰・珪藻土など)を使うと効果的。

 
 

④ 気流

風通しのこと。気温が高くても風が吹いていれば、体の周りの水分が飽和した空気を取り去ってくれるなどの効果があり、秒速1mで1~2℃体感温度は下がる。

⇒ 間取りが重要。戸建の場合は窓の位置や取り方。マンションの場合は、角部屋、両面バルコニー、ワイドスパンのプランは窓が増えて良い。
 
 

気温は同じでも・・・

気温は同じでも、②~④をコントロールできれば体感温度を下げることができ、室内を快適にすることができます。エアコンの使用を抑えて、涼しい暮らしを実現できます。

これからマイホームを検討される方、要チェックです!