税込年収が400万円以上の場合は、一般的に銀行はこのような計算をします。(45歳以下)

(税込年収×40%÷12-他のローンの月々返済額)÷4428円×100万円=借入可能額

例えば銀行に、「3000万円貸して下さい」と言いに行くと、 この計算をした銀行員はこう言います。

「おそらく、4000万円借りられますよ~」

なんだかちょっと嬉しい気分になるのが不思議です。。。(笑)

ところで、この計算式を見て「変」だと思いませんか?

収入しか考慮していません。支出は??? 一人暮らしの人も、子供が3人いる人も、同じです。。。 ちょっと計算をしてみましょう。

30歳・税込年収600万円・子供2人

60歳までの収入
600万円×30年=180,000千円(ベースアップは考慮せず)
税金・社会保険等
年収の15%として、90万円×30年=27,000千円
基本生活費(家賃・住宅ローン以外)
月々20万円×12ヶ月×30年=72,000千円
子供一人当たり
15,000千円×2人=30,000千円(私立幼稚園、公立小・中・高、私立文系大学)

この残りがFCF(フリーキャッシュフロー)=51,000千円

このFCFから、住宅ローンや車のローン、貯蓄をするわけです。 ベースアップを考慮していないので、仮にこのFCFをすべて住宅ローンに充てた場合にいくらの借入額になるかというと、金利3%・30年ローンとして、「約3300万円」になります。 ところが、冒頭のいくら借りられるかの計算をすると、

600万円×40%÷12÷4428円×100万円=4510万円

銀行はこう言っているのです。

「あらゆる支出のうち、住宅ローンの返済を最優先しなさい。そうすれば返せます。」

では、4510万円を借りたとして、先ほどの計算をもう一度。

60歳までの収入
600万円×30年=180,000千円
住宅ローン
4510万円・金利3%・30年=月々190,143円×12ヶ月×30年=68,451千円。
税金・社会保険等
年収の15%として、90万円×30年=27,000千円
子供一人当たり
15,000千円×2人=30,000千円(私立幼稚園、公立小・中・高、私立文系大学)
残り基本生活費
54,549千円÷30年÷12ヶ月=月々約15万円 基本生活費が“5万円”減ります。

こうして、マイホームを購入した世のお父様方の小遣いは減らされ、奥様がパートに行くことになるのです。。。 一言、強めに言わせて下さい。

「住宅ローンは、絶対に失敗が許されないものです」

人生が変わります。