「優良リノベーション住宅」制度がスタート

雑誌などで「リノベーションマンション特集」をすると、他のカテゴリーよりも反響が大きいという話を聞きました。確かに10年前には聞いたこともなかったこの言葉が、ここにきて普通に使われるようになりました。

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7月2日に発足した「リノベーション住宅推進協議会」には、7月14日時点で113社の会員が集まり、8月3日から正式に「優良リノベーション住宅」制度がスタートします。(当社も正会員です)「優良リノベーション住宅」とは、リノベーション住宅推進協議会の基準を満たした住宅で、給排水管などの重要インフラに検査を行い、2年以上の保証や住宅履歴がついた住宅のことを言います。この協議会にはリクルートが大きく関わっているので、住宅情報タウンズや住宅情報ナビなどで8月以降、頻繁に目にすることになると思います。

知っておきたい2つの選択肢

これだけの規模で大々的にキックオフをすることになるので、今後、新築よりも割安に購入でき、かつ保証が付いて安心な「優良リノベーション住宅」を購入しよう!という人が大幅に増えることになると思います。
そこで、そういう皆様のために、ぜひとも知っておいていただきたい2つの選択肢についてお知らせしたいと思います。
 

まず始めに、リノベーションマンションを購入することを、一戸建住宅を購入することに置き換えて考えてみてください。一戸建を購入する際の選択肢は、「建売住宅」を購入するか、または「土地を購入して注文住宅を建築する」のいずれかになります。自分の目で見て気に入ったものをパッと購入したいという人は「建売住宅」を選択し、少々時間がかかっても自分達の夢やコダワリを叶えたいという人は「注文住宅」を選択します。金額的にはコダワリを叶える「土地を購入して注文住宅」の方が割高になるのが一般的です。


リノベーションマンションもこれと全く同じなのです。

1、既にリノベーション済のマンションを購入する =「建売住宅」
2、中古マンションを買って自分達でリノベーションする=「注文住宅」


しかし、これから皆様が目にするリノベーションマンションは、その“ほとんど”が1のリノベーション済マンションになります。“ほとんど”というよりも“すべて”かもしれないくらいにそうなります。


その理由はいくつかあります。

  • リノベーション工事完了後でないと「優良リノベーション住宅」に認定されないので、広告媒体に登場するものはすべてそれになる
  • リノベーション向きマンションであっても、リノベーション工事がされていないので、広告媒体ではそれは単なる中古マンション
  • リノベーション住宅推進協議会の会員の大半がリノベーション済マンション販売会社

ともすると、2の存在に気付かないまま、1を購入することになるかもしれません。

これからは、新築マンションと中古マンションの間に新しいカテゴリーとしてリノベーションマンションが登場することになりますが、本来はそれだけでは足りず、リノベーションマンションの中に、「リノベーション済マンション」と「リノベーション向きマンション」の2つの選択肢が必要になります。

しかし、現状、中古マンションの売買に携わる不動産会社の中に、リノベーションのお手伝いまでしてくれる会社はほとんどありません。当社のようにそれをメインにしている会社が増えれば、広告媒体もそう変わっていくでしょうが、それにはまだまだ時間がかかることでしょう。

一緒に夢を叶えましょう

 これはどちらが良い悪いというのではなく、どちらが購入者に合っているかという話です。そのため、きちんと比較検討できるようにしなければいけません。しかし、前述の通り、2について深く知ることはなかなか難しいのが現状です。当社はこれから、声高らかにこれを訴えていきたいと思います。

最後に、2の「中古マンションを買って自分達でリノベーションする」という選択肢でも、「優良リノベーション住宅」の認定を受けることは当然可能です。ぜひ、一緒に夢を叶えましょう。